11月6日(木)、5年生がサケの受精卵についての説明を聞きに、黒部川内水面漁業協同組合に行きました。サケの雌から採卵・人工授精をするところを見せていただきました。
初めに、採卵・人工授精をするのはサケが稚魚にまで育つ確率を高くすること、アラスカの海で3~4年かけて大きくなり生まれた川に帰ってくること等の説明を聞きました。子供たちは熱心にメモをとっていました。
次に、雌の腹を割いて卵を取り出し、雄の精子とかけ合わせる作業を見せていただきました。1匹の雌から約3,000個の卵がとれること、受精して水に入れると柔らかだった卵があっという間に固くなることに驚いていました。
今年もサケの漁獲量が少ないために必要数の受精卵が確保できず、12月に発眼卵をいただくことになりました。稚魚になるまで5年生が世話をして観察します。3月には、全校児童で学校の側を流れる飯沢川に稚魚の放流をする予定です。



